モノクロームフォト

モノクロ写真と黒白写真を撮り続けるアマチュア写真家ボンカレーのブログ

「輝く煙突」1996年 - 京浜工業地帯

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カメラ:Nikon New FM2 フィルム:ネオパンSS レンズ:不明

「輝く煙突」1996年

工業地帯で見かけたその煙突は朝日を浴びてギラギラと輝いていた・・・。

この写真は、やはり25年くらい前に、京浜工業地帯(川崎区、大田区鶴見区あたり)をバイクか車でうろつきながら撮った写真です。

煙突の向こうにある建物が何の工場なのかは不明ですが、写真の左手に「社」「ポンプ」と書かれた看板がチラッと見えているので、おそらく、ポンプを作っている工場だったと思います。

25年も昔の写真なので撮った場所もよく覚えていませんが、写真に写っている煙突と「社」と「ポンプ」の看板を頼りに必死で探せば、Google ストリートビューで同じ場所を見つけることができるかもしれません。(^^ゞ

フィルム式カメラの楽しさ

いま思い出すと、マニュアルのフィルムカメラには楽しい儀式や手順がたくさんありました。

まずは、ヨドバシカメラのフィルムコーナーで山のように並んだフィルムから好みのフィルムを選び、フィルムを買ってきたら自宅の冷蔵庫に入れて保管する。

撮影する場合は、カメラの裏ブタを開けてフィルムを装填し、フィルムの先端を巻き上げ棒にからませ、裏ブタを閉めた後に2~3回空シャッターを切ってフィルム送りをする。

巻き上げができなくなったら撮影終了の合図で、カメラの底のボタンを押してから巻き戻しレバーを引き出し、レバーを時計回りにぐるぐると回転させてフィルムをパトローネに収納。そして、最後に裏ブタを開けてフィルムを取り出す。

カメラ屋さんや自宅で現像・プリントするまでは、撮影した写真を見ることはできない・・・。

現在と比べると、ちょっとどころか相当不便でしたけど、その当時はこれがあたり前だったので、面倒だと思ったことは一度もなかったですね。(^^ゞ

END

ILFORD

ILFORD 白黒フィルム HP5 PLUS400 35mm 36枚撮り 1574577(1,300円)