「混雑する新宿駅の公衆電話エリア」1996年 - 東京都新宿区
「新宿駅の公衆電話エリアの混雑」
カメラ:京セラTプルーフ フィルム:ネオパン400PRESTO
この写真は、管理人が神奈川県の川崎市多摩区に住んでいた時代に撮影した写真です。
この時代は、まだまだ携帯電話を持っている人は少なくて、駅のように人が集まる場所の公衆電話コーナーはいつも混雑していました。
誰もが携帯電話やスマートフォンを持つようになった現在では考えられない光景ですね。(^^♪
京セラの「Tプルーフ」というカメラ
撮影したカメラは、京セラのコンパクトカメラ「Tプルーフ」だったと思います。もちろんフィルムカメラです。
この「Tプルーフ」というカメラは、プラスチック製の低価格コンパクトカメラでありながら、レンズに贅沢なドイツ製のカールツァイスを採用し、また、通常のファインダーの他に、ウエストレベルファインダーを搭載するというとても面白い、そして貴重なカメラでした。
~ ウエストレベルファインダーについて ~
ウエストレベルファインダーというのは、カメラを顔ではなく「胸元に構えて上から覗く」タイプのファインダーのことで、中判のフィルムカメラなどで多く採用されていました。
このウエストレベルファインダーを使うと、カメラマンは被写体ではなく下を向いて撮影することになるので被写体があまり緊張せず、自然な表情を撮ることができるのが大きなメリットです。
さらに、カメラの位置が胸元に下がるので「上から見下ろす構図」にならないという特徴がありますね。(^^♪
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