「静かな午後の築地市場にて」1996年 - 東京都中央区築地
カメラ:Nikon New FM2 レンズ:Nikkor 50㎜ F1.8 フィルム:ネオパンSS
「静かな午後の築地市場にて」
午前中の喧騒が嘘のように感じてしまう静まり返った午後の築地市場。
迷路のような狭い通路を歩きながら被写体を探していると、店の奥で一人黙々と仕事をしている親父さんを見かけた。
僕が「すいません、写真を一枚撮ってもいいでしょうか?」と声をかけると、親父さんは「あぁ、いいよ」と快く応じてくれた。
そして、モノクロフィルムが入ったカメラを構えると、素早くピントを合わせて一度だけシャッターボタンを押した。
写真家にあこがれた時代
この写真を撮影した頃は、写真家のアラーキー氏や森山大道氏にあこがれてモノクロフィルムでスナップ写真ばかりを撮っていましたね。(^^♪
主なテーマは、東京や神奈川県の「日常的風景」で、休日になると必ずカメラが入ったリュックを背負って、電車やバイクで東京都内のあちらこちらへ出かけていました。
今は都心を離れてしまったので、東京の日常風景を撮ることは滅多にありませんが、もしこの先、都心に転居することになった場合は、また撮影を再開したいですね。
それでは・・・また(^^)/
END